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2006年01月20日

背骨

後頭骨、頚椎(7)、胸椎(12)、腰椎(5)、仙骨と5つのセグメントからなります。
これらは、上位から下位までファセットと呼ばれる椎間関節で連結、脊柱管と呼ばれる脊髄を通すパイプを形成しています。

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脊髄は脊椎の各パートから分枝して内臓の諸器官(自律神経節)・筋肉を動かす(運動神経)・身体の知覚を支配する知覚神経・血管、リンパ・脳脊髄液などが出ています。
これら全てが身体の機能向上のための大きな役割を果しているのはご承知だと思います、脊柱管あるいは椎間孔レベルでの狭小化はそれらの神経、血管などを圧迫する結果となりそれぞれの器官、運動器の機能低下を引き起こす可能性がおおいにあるのです。

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カイロプラクティックは、背骨のサブラクセーション(ずれ)によって圧迫されたこれらの組織を開放する唯一の方法であり、アメリカではすでに100年以上も研究が続けられています。では、その圧迫の原因にはどのようなものがあるのでしょうか
その大きな要因として
1外傷性サブラクセーション(外力による背骨のずれ)
2日常生活の習慣性サブラクセーション(背骨のずれ)
3退行変性(老化)により脊椎の変形、癒着(これは器質的問題)
骨組織の器質的変化に伴う問題は現状維持と進行をストップさせる必要性があります。椎体のサブラクセ-ションに伴う結果は当然そのサブラクセーション部に対してのアプローチが不可欠であり上記の背骨のずれの原因においても理想的な背骨を立て直す事が身体の機能向上とホモエスタシスの考えの中で有意義なことになります。
アメリカではカイロプラクティックを科学的にとらえメディカル分野と平行して研究が進みカイロプラクティック医療として位置づけられています。また最近では、世界的に科学療法のリスクにより自然医学が注目を浴びオルタネイティブメディスン(代替医療)の考え方が発達しつつあり、その中でも科学性と可能性をもったカイロプラクティックはますます脚光を浴びることになると思います。下の詩はトーマス・エジソンが書いたもので未来の医療を予測したものです。

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すなわち、カイロプラクティックとは背骨のアライメントを正常化することでそこに発生している神経システム・血流システム、脳脊髄液循環システム・リンパ循環システムの機能を改善させる自然医学です。
さらに健康を維持するためには背骨の問題だけで解決することはできません。背骨はあくまでもその維持条件の一つであることも認識してください。
その他の条件として、精神、栄養これらの要素が入ってきます。
この3つの条件がそろっていればあなたのイネ-トインテリジェンス(自然治癒力)も高まるというわけです。これは、あなた自身が病気の原因をブロックする強靭な身体を手に入れ、そしていつまでも若さと健康を保つことができる必要条件なのです。
カイロプラクティックでは、このような事を基本におき診断と治療を進めていきますが、それは、科学的であり安全でなければなりません。確実な結果は、確実な診断システムと技術によって支えられているといっても過言ではありません。すなわちカイロプラクティック単に背骨をボキボキと動かすことではないということをご理解ください。

では、いよいよ本論に入る事にしましょう。
これからは各セグメントに分類してそこに発生する症状についてカイロプラクティックを基礎に著者のオリジナリティーな解析をしていきたいと思います。

投稿者 nmsc : 16:36 | コメント (0)

2006年01月19日

女性に多い片頭痛

女性に多い片頭痛
頭痛薬のコマーシャルは昔から多いですよね。ついこの間来られた患者さんも頭痛薬だけで毎月5000円分くらい使うと言われてた方がいらっしゃいましたが、同じように頭痛を持病として何年も何十年も抱え持った人が多く、ほとんどの人が有名な頭痛薬に頼ってしまっているのが現状です。頭痛と一言でいってもさまざまな原因があります、たとえば脳腫瘍などの頭蓋内疾患、眼、鼻、耳、歯、などの局所的疾患、高血圧その他の発熱、中毒、などです。ここで言う頭痛は、慢性の症状で偏頭痛、群発性頭痛、筋緊張性頭痛といわれる頭痛についての対応であり、まずはその頭痛がどのような種類なのか専門の先生に相談する必要があるとおもいます。そしてその頭痛が後者の分類所謂偏頭痛、群発性頭痛、筋緊張性頭痛の頭痛であればカイロプラクティックの治療効果を期待できると思います。これらの症状が背骨とどのような関係があるのか見ていきたいと思います、カイロプラクティックではその原因を上位頚椎のアンバランスとしてとらえます。
        
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後頭部の付け根、首のもっとも頭に近い部分(矢印)は脳に血液と酸素を供給している椎骨動脈や後頭神経が通っています。
これらの神経や血管が圧迫をうけるとどうなるでしょう。
特に頚椎2番3番から出た後頭神経は大小左右に4本に分かれ後頭部の知覚をつかさどっています。上位頚椎のサブラクセーション(ずれ)はそれらの神経を圧迫された結果として後頭神経の炎症が原因で起こると推測できます。さらに血管の圧迫は脳内の酸素不足ももたらし頭重感、圧迫感様の頭痛を誘発すると考えられます。カイロプラクティックでは上位頚椎・後頭骨のアンバランスを正常な位置に戻す方法(アジャストメント)を行ないます。このことで、関節腔内の圧力が低下、圧迫されている神経・血管などが開放されるというのが経験的に推論立てできるもののその効果の科学的な立証は今後の課題になります、                         
ではそのような頭痛が時々起こるというあなたにご自分でそのずれを確認する方法を紹介しましょう、鏡に映し出されたご自身を見ていただくと眼の高さ、耳の位置が左右対称ですか、どちらかが上がったり下がったりしていませんかその差があるようであればそれは、後頭骨の左右のずれがあることを推測できます。

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①このモデルさんよく見ると左側の耳の位置が右よりも上がっているのがお分かりいただけるでしょうか、後頭骨の左上がり変位があることが示唆できます。この場合のストレッチ方法は下の写真のように耳の後ろに両親指をひっかけ

②左を下方に右は上方にスライドさせるような気持ちで右側の首の筋肉がストレッチされるように20秒ほどその姿勢を保持してください。
           
③さらに頭を前に傾けた際、顎が胸(胸骨柄)につかない(頭の付け根での動きが悪い感じ)というのがあればそれは後頭骨と頚椎1番の間でフィクセ-ション(ひっかかり)が存在するケースが多く見られます。上の写真では顎の先端が胸部につくのが正常ですが井上さんはこの動きが制限されているのがわかります。

④この状態の処置ストレッチは、下の写真のように後頭部に両手の親指を写真のように接触し後頚部が矢印方向にストレッチされるようにやはり20秒ほどその姿勢を保持します。
           
ただカイロプラクティックで行なう特殊な調整(アジャストメント)はその比ではないので即効性と正確差に関して言えば近隣のカイロプラクティックに受診される方が賢明かもしれません。この治療によって多くの患者さんが長年のあきらめていた頭痛から開放させることができましたことにあらためてカイロプラクティックのすばらしさを著者も痛感せざるを得ません。

横隔膜高位症からくる頭痛
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横隔膜は、腹部と胸部を隔てる筋肉性の壁です。首から出た神経(横隔神経)
が支配しています。何ならかの影響で横隔膜の緊張し、それに伴いこの位置が高い位値に固定されると胸部の内圧が上昇します。さらにその圧力は頚椎の(脊髄が通る管)脊柱管から頭蓋内圧の上昇をきたします。これにより脳が圧迫されたために起こる頭痛もあります。時には横隔膜の緊張が続き横隔膜高位
と言う状態から、心臓の病気と間違えるほどの症状もだします。この場合においても頭蓋調整によって簡単に横隔膜の緊張をとることができ、瞬時に頭痛と胸部の痛み(胸苦しさ)から開放してくれます。

鼻腔関連からくる頭痛
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前頭部に頭痛を感じる人も多く、これは偏頭痛とは別で鼻腔関連からくる場合が多いようです。目の奥、眉間の奥の痛みを訴えます。アレルギー性の鼻炎、鼻中隔湾曲症、蓄膿症などによる鼻腔内圧上昇によるもの推測できます。頭蓋骨は15種23種類からの骨で構成されます。
前頭骨、側頭骨,頭頂骨、後頭骨で脳を保護しています。
顔面を構成する骨の中で唯一下顎骨のみが可動を有します、
顎関節での不整は当然側頭骨にも影響を与え、さらに前頭骨、頬骨、蝶形骨、鼻骨と言うふうに頭蓋、顔面の構成骨の縫合部に悪影響を及ぼすわけになります。
これらが影響して鼻関連の頭痛を引き起こすわけです。特に鼻腔関連症状は顎関節が影響します。ですからこの頭痛に関しては顔面の構成の骨に対して特殊な調整を行います、一瞬にしてこの症状から解放された人は少なくなく、ほぼ100%に近い方がこの感動の一瞬を経験することになります。
では、本当にこのような頭の骨のずれってあるのでしょうか、
人の顔はまったく左右対称ではないと思います。それが極端に目の大きさや鼻の穴の大きさ、あるいは、それらの位置関係が客観的に見て違う方皆さんの周りにたくさんいらっしゃると思います。骨形成発育の過程で左右非対称になったり、外傷性の問題(事故などで陥没したり、骨折したり)以外はまずは顎のアンバランスから来る頭蓋、顔面構成の骨の微妙な位置関係により変わってきます。
この頭蓋骨によって脳は守られ正常な情報処理と統括を行っているわけです。
もし、外壁となる頭蓋骨にひずみがでるとどうなるでしょうか、脳と脊髄を保護する硬膜に圧力が加わりますさらにその圧力は内方へと進み、くも膜下腔から柔膜へと伝わります。
ここで重要な部分がくも膜下腔です。ここは脳脊髄液で満たされています。
この脳脊髄液は絶えず生成され循環して静脈に吸収される仕組みになっています。そして重要な役割として脳および脊髄を外部からの衝撃や内部の拍動を和らげる機能を果たしています。脳脊髄液は、脳のリンパとして働き過剰な細胞外液を排出し、脳組織の恒常性を維持しています。頭蓋骨は呼吸と連動して微妙に動いており、骨盤との関連においてこの脳脊髄液の循環をスムーズにしているわけです。
これらの関係はひじょうにいい関係ではなくてはいけません。
ですから、背骨も含めて頭蓋骨、脳脊髄液の関係はなによりもいい関係でなくては困るわけなんです。頭蓋骨の調整は脳、脳脊髄液にたいしての外圧のリスクを減らすことができると思います。
カイロプラクティックのクラニアルテクニック所謂頭蓋調整によってよい結果を見ることができる理由がこれらのことで理解できると思います。まだまだこれからの科学的な検証が必要ですが。縫合調整はその正常な連結によってスムーズな動きを導く事はもうすでにお話しましたがそのアンバランスは、動きだけではなく関節腔内圧、頭蓋内圧、鼻腔内圧にも影響を及ぼし、それからの関連での頭痛もでる可能性は高いと言うわけなんです。さらに女性の場合顔のバランスはものすごく気になるところで、目の大きさや鼻の穴の左右非対称、など美容の部分にも大きく影響します。これは、下顎側頭骨障害でアンバランスになった状態を長年放置していたために側頭骨から前頭骨さらに反対側の側頭骨、下顎骨、後頭骨と言うふうに顔面を形成しているそれぞれの骨どうしの構成が悪くなるために生じてくることが推測できます。顎関節クラニアル調整は顔の自然な形成に対してもカイロプラクティックの処置は有効であり、ビジュアルな部分でも可能性が高く現に通院されている患者さんの多くの方々が最近小顔になったねとか綺麗になったねとか言われると喜んでいらっしゃいます。
さらに次の章でこれまでに述べた頭蓋調整にとって一番関係が深い顎関節と顎関節症についてお話したいと思います

投稿者 nmsc : 18:08 | コメント (0)

2006年01月18日

顎関節は下顎骨と側頭骨との関節です

顎関節は下顎骨と側頭骨との関節です
T,M,D(temple mandibular disorders)
下顎側頭障害(顎関節症)最近読者の方も良く耳にされる病名だと思います、知らない方のために少しだけふれておく事にします。
アメリカのNIDR(national institute of dental research)によればこの関節に何らかの外傷によってあるいは日常のなかで持続したストレスが加わり関節のスムーズな運動を妨げ、このことにより下顎の機能を調節している筋肉や首や肩の筋肉の不快感や痛みをしめす事があることと言っています。
歯科の分野で研究が進み、20年程前にこの文献を見たときにはカイロプラクーとして咬合調整と顎関節症との関連とその効果には脅威を覚えた記憶があります。すなわち歯のかみ合わせが悪くなり前述したストレスが下顎にかかりさまざまな症状を出現させるという理論のもとに科学的な研究がすすみ、実際に咬合調整を口腔外科的な処置も含めて行うことでその結果をだしている歯科医学がこれから発展しつつあることの驚きとこれまでに自分が研究しつづけてきた
カイロプラクティックというこの学問がそして技術が崩されるという意味で、しかし今は違います。カイロプラクティック理論がその顎関節症に対してもおおいに役立っているからです。
当院では、数十年の顎関節症に対しての取り組みの中で頚椎と下顎の重要な関係を考慮にいれ考察を重ねた結果頚椎上位特に2番目の脊椎の調整で顎の状態が歯列(咬合調整)だけでうまくいかなかった患者さんの多くをいい結果に導てきました、
このことは頚椎2番と下顎の関係は古く1945年アメリカの物理学者Casey,M,Gusseyは下顎運動を物理的に解析し、その運動の中心は頚椎(首)2番の基底部の中心にあるのが正常だと発表しています。

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写真は、頚椎横面像です。頚椎2番のプレートに対して平行に引かれた赤の線カイロプラクティックではホワイトホーン角と言いますが、正常では咬合線とホワイトホーン角は0度で地面に平行になります。さらに赤丸部 を中心軸は下顎骨(    )の公転運動の支点の役割を果たしていま す。
では、支点になる部分頚椎2番が前後に傾いたらどうなるでしょう?(写真 A)青の線は前に傾いた状態です。前に傾くと下顎の後ろよりに力が加わります。関節の中には半月板と言う軟骨がはまりこんでおり顎関節の運動をスムーズにする役割と、直接骨同士が当たることで摩擦と消耗を防いでいます。下顎の後ろよりの力は、その半月板の後面が圧迫を受けやすくなります。ひどい場合は断裂をする場合もあります。さらにDr Caseyの理論にあえて補足すれば頚椎2番の横方向からのみの力学的問題に加えて、(写真B)正面像での捻れ、傾きがさらに片側の顎関節ストレスを加える理由に成るということなのです。

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この場合の多くは(矢印)左の顎で負担がかかっている場合多いようです。
これらは、カイロプラクティック的な顎関節症の捉え方です。
基本的な歯のかみ合わせの問題を否定するものではなく、今後は、歯科医とカイロプラクターの情報交換と共同研究により完全な下顎側頭障害のケアーがなされればもっと多くの顎関節症で悩んでらっしゃる患者さんを救済できるとおもいます。

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この方は実はうちの患者さんです。後程体験談でご登場いただきますが
長年の肩こり 頭痛で悩まされていたかたです。今ではこんなに
素敵な笑顔がでるまでになりました、がまだ多少顎と頚椎の調整が必要で月に1度位のペースで健康管理をなさっています。
この写真で左の口角がやや上がっているのに気づくと思います。
実はまだ顎のバランスが取れていません症状はほぼ消失してはいますがもう一歩の治療が必要です。   
このように頚椎のアンバランスは先に述べたDr Caseyの理論に当てはめてみると顎へのストレスをかけることになります。この患者さんの場合も例外ではなく左の顎の痛みと開口痛を訴えていらっしゃいました。
これらに対しての的確なアプローチは、治りにくかったさまざまな症状が改善し、思いもよらないすばらしい結果を患者さんが経験するということです。そしてさらに顎関節の調整は先にも述べましたが、顔の形や大きさにも関係するということです。最近美容の分野でも顎,頭蓋の調整は、その効果を十分に発揮しつつあるとおもいます。
では、ご自分で顎のバランスがとれているかの判断ですが、まずは口をあけた状態で痛みがあれば明らかですが痛みを出さないケースがほとんどです。
鏡の自分を見ていただき口角、顎のライン左右対称ですか、目の大きさ、鼻の穴はどうでしよう?これらどこかがアンバランスであれば顎関節症までいかなくてもその予備軍かもしれません、さらに口をゆっくり開けそして閉じますこの動作を繰りかえすなかで下顎の動きが左右対称に連動しているでしょうか?ちょっと引っかかる感じがあればこれも要注意です。
さらに、ガクッとか音はしないでしょうかクリック音といわれる関節のこの音も良くない症状で、関節の運動性過多によるもので簡単に言えば関節のゆるみ
から来る場合が多く障害のある反対側で発生するケースが殆んどです。
こんな症状があればカイロプラクティック適応です。

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この写真は、アクチベーターという器具で頚椎を調整しているところです。
カイロプラクティックでは、先に述べた関連頚椎の調整と下顎骨、頭蓋骨との関係をよりよく保つためにルールに従って調整していきます。痛みはまったくありませんのでご安心ください。

投稿者 nmsc : 11:10 | コメント (0)

2006年01月17日

めまいについて

めまいについて
英語ではdizzinessあるいはvertigoといいますが、なかなか治らないものです。
これもかなりの種類の病気からくるのではっきりした原因究明が先決であり、脳疾患関連、耳疾患関連、頚椎疾患さらに精神的な不安など詳しい検査をされその原因が不明であれば前述のTMD(顎関節症)あるいは、頭蓋縫合の微妙なアンバランスからくることも多くあります。当院に来院される患者さんのなかにもそのようなめまいを訴えられる方も多く、頚椎、顎関節、頭蓋骨の調整で劇的な効果を得た人は少なくありません。
頭痛、めまい、いずれにしても重大な病気がひそんでいる場合もあるのでくれぐれも先にきちんとメディカルチェックを行なう事お勧めします。

投稿者 nmsc : 11:44 | コメント (0)

2006年01月16日

首の痛みについて

首の痛みについて
日本では昔からの言い回しで肩こりと言う表現がよく使われていますが、この言葉が実はその症状に対して本来きちんとしたさまざま実態を隠してしまっているケースがほとんどです。と言いますも首後部から背中、肩にかけての痛みを総称して肩こりとしてとらえるわけで、その奥に隠れている病変は、構造上のアンバランスから始まり退行変性(老化による変形)まで進行している場合、あるいは骨の組織的な破壊(良性腫、悪性腫など)が原因している場合も多く、単純に筋肉の緊張あるいはこりとしてとらえ放置しとくと後々さまざまな症状を出してくるという場合もありますし、いくらマッサージをしてもそのときだけという方も多くいらっしゃいます。もちろん単純にオーバーワークや普段しない仕事、趣味などによって筋の代謝リズムがくずれ一過性の肩こりを出す場合もありますが、それ以外は種々の警告が隠されていると言うことなのです。
では、第一要因として何があるのかご説明申し上げましょう。

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写真 Aの頚椎模型の横から撮影したものです、理想適な前湾です。写真Bは首の理想前湾が減少しているのがわかります。

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頚椎は7個の椎骨といいましたが頭を支持しているのは胸椎上位2個も関係しています、5~6kgの頭を常に支えているこの9つの骨、さらにその周囲の筋肉など無意識のなか相当負荷がかかってしまいます。理想的な状態を維持していても筋肉の緊張はもちろん感じられます、さらにこの理想的な状態が失われると傾きすぎ、前湾が失われた頚椎にかかるアンバランスな負荷はさらに筋肉や靭帯も片方でのばされ、もう一方ではちじんだ状態により部分的な炎症が全体的に波及し首から背中にかけての痛みあいは凝り感としてとらえるわけです。さらにさらに関節はその理想的な構築性によりスムーズな一連の運動を展開していきますが、ひずみがあるとその運動が制限される事になり正常な重力ライン(矢印)がバランスをなくしてしまいます。横からのそれはAの場合後方シフトをとり、Dの正面像では、右よりに重力がかかっているのが解ります。
この状態で放置すると重力によるストレスや関節の過剰な負荷力により関節部の軟骨での骨電位の上昇により変形が早期に進行する結果となり神経症状(手のしびれ、めまい、頭痛、など)を引き起こします。
通常50~60代で骨の代謝がわるくなり老化による変形性の疾患を呈する場合がほとんどですが、最近では40代で骨の変形が見られる方もいらっしゃいます
 このような方の背骨の状態は悪く簡単に言えば正面からみて背骨が曲がっていたり、横から見た際、猫背とかその逆で平背とかを呈している場合が多く見受けられます。そのほかにもちろん栄養状態の問題などもからんで、状態を悪化させることになるわけです。
当院にこられる患者の多数は肩こり感を訴えられますがこのほとんどが頚椎の理想カーブが損なわれカイフォテック(前方弓なりのカーブが減少、逆カーブ)を呈しいています。小学や中学のころから肩こりの症状があったとかいう若いOLの方も多数いらっしゃいますがそんな長年の症状が数回のカイロプラクティックで改善しておられます。ロック状態からまず動きをつけることから始めていき徐々に理想カーブへと変換していく処置を科学的に行います。
さて、カイロプラクティックではよく健康のトライアングルという表現を使いますこれは図のように一辺、一辺が健康を維持しているという考え方でその重要性も背骨だけの捉え方ではなく総合的な見地から精神、栄養、背骨の三つ巴の基礎的なバランス保持が重要である事を随分前から訴えられています。

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現代社会はストレス社会だと良く指摘されていますがこのストレスも背骨と栄養のバランスがとれていなければ2重、3重にはねかえって出てきます。良く病気とうまく付き合うという言葉を耳にしますが、うまく付き合うというネガティブな発想ではなく、出来ればそれから逃れる道しるべを示す事が必要かつ重要だと思います、そのためには健康のトライアングルの条件維持が大切ですよということであり、栄養管理も医者任せではなく、自分できちんと食生活を改め、見つめなおす必要があります、アメリカではサプリメント(栄養補助食品)のブームが15年ほど前から続いています、日本にもここ数年のあいだでこの産業が目覚しく伸びており、大手の薬品メーカーも力を入れておりサプリメントの重要性も一般に認識されるようになってきました、実はこの背景には大きな2つの要素があるわけです。

1、 活性酸素と病気の関係
2、 医療費の抑制
活性酸素最近良く耳にされもうすでにご存知の読者もいらっしゃる事だと思いますが、これについて簡単に説明しましょう。人は酸素を供給して生きているのはあたりまえなことですが体内に入った酸素の2%が活性酸素と悪玉酸素に変化すると言われています。悪玉と化した活性酸素は体中の細胞に取り付きその形状を変えてしまうのです、変化した細胞は身体の中での本来の役割をはたす事が出来なくなり身体そのものの機能低下が出てくるわけです。
現在わかっている病気のなんと98%が活性酸素の悪影響だと指摘している科学者もいます。
このような科学的に病気のプロセスがわかってきた時に政府が打ち出した医療費削減策が予防医学であり、成人病が生活習慣病と改名されたのもこの理論によるもので、死因ワースト3のガン、脳卒中、心筋梗塞の原因が活性酸素だということが解ったからなのです。
自分の身体は自分で予防し出来るだけ医療費削減に協力してくださいというと非常に政府が無責任なように見えますが
実はそうではなく冒頭にお話したイネートインテリジェンス覚えていますか?人のもつ自然治癒力、これこそが基本だということなのです。さて、活性酸素の本ではないので詳しい話はまた専門の本を買って頂きご理解いただくとして活性酸素の除去方法をお話しましょう、それはずばり栄養であり特にビタミンA,C.E,そして良質のミネラルさらに最近代注目の栄養素が糖鎖これらは体にとって非常に重要な栄養素です。これで健康のトライアングルは万全です。筋肉の運動に必要なエネルギーは当然食物より摂取しなければなりません、偏った栄養摂取とひずんだ背骨は、筋肉の代謝システムを狂わせ疲労蓄積の原因にもなるという事です。
スランプのゴルファーの皆さんへ
ゴルフだけではなくスポーツ全般にいえる事ですがスポーツの基本はやはり重力バランスと柔軟性だと思います、重力バランスと一口にいっても難しいものがありますがここでは、ゴルフのスウィングに関しての背骨の役割を私なりに解析したので紹介したいと思います。ゴルフで重要なのはまず頭部の支持、所謂ヘッドアップと言われること、ヘッドの軸がずれるととんでもない方向へ行ってしまいます、もちろん今からのお話は基本がしっかりした読者の皆さんだけが対象であり、初心者のかたは基本から学ばれそれでもうまくいかない時に背骨のチェックをなさることをお勧めします、インパクトの基本軸(支点)は首の5番が重要なのです5番の役割はヘッドのロック機構において首を支える9つの骨の中心に来る部分です。
そして次に重要な場所が上位頚椎です、これは2番の上に1番がはまり込み首の回旋の50%をこの関節間で行っているという理由からゴルフスウィングの回旋運動のなかでこの1番2番のスムーズな動きとともに随意的なロックの微妙なバランスが必要になります、支点のずれは力点所謂クラブヘッドがボールに当たる瞬間に影響することになるでしょう。
ここで特に影響するのが頚椎の2番、つぎの動作でと骨盤(腸骨)から股関節へ伝わる体重分解システムさらに腰での回旋の要素をもった腰椎3番の回旋運動、この3つが最大ポイントであるとおもいます、テークバック、インパクトフォロースウィング時における安定感はまさにこれらの運動とその支点になる背骨は大きな役割を持っています。
痛みとはまつたく関係のないことを書いてしまいましたが、スランプで悩んでいらしたゴルファーには朗報だったかも
さあ、本題にうつりましょう

投稿者 nmsc : 11:45 | コメント (0)

2006年01月15日

腰痛

腰痛
腰痛はだれしもが経験されたことだと思います、一口に腰痛といってもその痛みの原因はさまざまです、ただ、これも重力の問題は避けられないのが事実です。
まず腰の骨を図示したので見ていただきたいと思います。
首の時に示したように正常な正面像ではまっすぐ、横面では直径19センチの円に収まる湾曲を示しています。

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矢印は正常な重力ラインです、A正面像では左右均等に重力ラインが降りています、さらに横面では3番の中心を重力ラインが通り最終的に骨盤(仙骨)の前3分の1の所を通過します。これは腰椎の後面で生じる問題を避けるためにうまく加重分解のバランスがとれています。
ではこの重力ラインのバランスが崩れるとどうなるでしょう?

下の写真正面像Cでは、側湾があるために右寄りに加重がかかっているのがわかります、D横面像では、腰椎理想前湾よりも随分と後方に伸びているのが解ります。このことで理想的な重力分解が出来なくなり、重力ラインが後方シフトをとり関節周囲でいろんなトラブルを出すことになります。

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腰椎の5番目と仙骨の間の椎間板の角度は平均値よりかなり増大してきます。通常長年の腰痛で苦しんでいる方々はこのパターンに入っているのが多いのです。少し専門的になりますがが、これらはファセット コンプレッション シンドローム(椎間関節衝突症候群)といって日本では馴染みの薄い病名かもしれませんが非常に多く遭遇します、椎間板ヘルニアと密接に関係し、たがいにその症状を誘発するケースが殆どであるように思います。
これは、重力を捉えるポイントとそのカンパセーション(補正作用)によるものが大きく、横から見た背骨の理想的なS字カーブが損なわれた結果、重力ラインの通過ポイントが後方よりになってしまうのです。次に仙骨で捉えたそれを分解するために仙骨自体が補正作用で前傾姿勢をとる事になります。その時点で椎間板の角度増大も当然出現する事になります。
関節全体に加わる重力が屈曲位を呈するために図のように後方よりの加重分解になってしまいます。

投稿者 nmsc : 14:18 | コメント (0)

2006年01月14日

大腰筋
さらにここでキーになるのが大腰筋という筋肉でこれは写真ように表面の筋肉ではなく、腰椎1~5の左右前面から股関節へと入り腸骨筋と結合し腸腰筋という筋肉を形成します。これらは腰部の前湾をサポートしつつ、股関節上に持ち上げる作用をします。当然歩行の時にも腰の前湾を維持しながら足を上げる作用を絶えず繰り返しています。

オレンジの繊維が大腰筋、黄色の繊維が腸骨筋
特に大腰筋の筋力低下は、腰の骨が後方に引けてしまいバランスの悪い腰椎を作り出すことになるのです。
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簡単ストレッチ
カイロプラクティックの処置と同時に痛みが取れてからのそれらの筋肉強化も必要になってくるのでその筋力アップとストレッチ方法を紹介します。

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これは重力分解の後方シフトから前方シフトに変換する方法として有効なストレッチです。
写真のように立位で片方の足を50cmほど前に出します。両手を背中の後ろで組み、組んだ手首右手でも左手でもいいですが手の甲を胸椎12腰椎1番レベルにあてがいます。さらに斜め前上方に伸びをしながら押しあてた手を後ろから前方上方に力を加えます。大腰筋のストレッチと同時に下位胸椎~上位腰椎の後方シフトを前方へ変換させる方法です。

大腰筋の筋力アップ

1、椅子に腰掛けた状態で股関節を屈曲、所謂膝を上に持ち上げる動作を行ないます。
2、その際自分の手で太もも前面を押さえ抵抗をかけることがポイントです。
サッカーでいうリフティングも有効です。
がんばってやってみましょう。

投稿者 nmsc : 14:28 | コメント (0)

2006年01月13日

こわくない椎間板ヘルニア

こわくない椎間板ヘルニア
前述のファセットコンプレッションシンドロームと深い関係があるのが椎間板ヘルニア。まずは何がどうなっているのか簡単にご説明しましょう。

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矢印の色の濃い部分が椎間板です
図のように椎間板は、頚椎2~仙骨(骨盤中央の骨)の間にある繊維性の軟骨で柔軟性にとんだ組織なのですが18歳過ぎた頃からこの椎間板への栄養供給はストップされてしまいます。背骨にかかる重力と軸圧(下からかかる圧力)による負荷をスイトウ現象という中心にある髄核の機能によって圧力の調整を行なっていて、通常、人は寝ている間に縦にかかる重力と軸圧から開放される事で髄核は繊維輪部から水分を吸収し正常な状態に戻しています                   
人間の身体の組織は新陳代謝を繰り返す事で年相応の成長とその過程を過ぎると、次に退行変性所謂老化が始まります。
上記の理由から椎間板は他の組織に比べて老化は早いと理解できます。
それに加えて、前述した重力の問題、背骨の構造的な問題などの理由により椎間板自身に過度のストレスが加わり、最終的に写真のように髄核が繊維輪を突き破り脊髄の方に突出神経を圧迫する結果となる訳です。椎間板自身の問題もありますが、たいていの場合はファセットコンプレッションシンドロームの章で述べた通り椎間板の角度と偏った重力の加わり方に問題がる場合が多いようです。
この椎間板ヘルニアの治療に対して重要なことは、局部の組織の変化ではなくヘルニアになる原因究明が早期回復の早道だということです。扁平化した椎間板は元に戻すことは現在の医学では困難です。しかしそれ以外の問題では、カイロプラクティックの特殊なテクニックを施す事で3日から1週間で椎間板にかかった圧力を減圧することは容易であり、経過を見ながら最終的に背骨に対する直接アプローチで予防措置を行なう事ができます。何度も言いますが症状出現はさほど重要ではなく、椎間板がヘルニアを起こす理由が問題であり解決策はそこに隠されているのです。

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矢印部が椎間板ヘルニアの模型です、赤い部分がヘルニアで黄色い神経に当っているのがわかります、

このように椎間板ヘルニアの発生の過程で急性から慢性への移行は、今までに話した構造的なアプローチがまったくなされなかったために起こる二次的問題も含まれると言うことです。ファセット コンプレッション シンドロームの章で話しましたが特に腰椎を横から見たときに腰の慢性の症状を訴えられる方々が理想的な前弯が減少して伸展型になっているケースがほとんどです。この状況のなかで重力が通るべきところを通らず部分的に負荷がかかりすぎる状態を作ってしまうのです。
人はこの地球上の重力にうまく作用されながら生活しています、しかしバランスを崩した背骨には非常に大きなリスクを与えてしまいます。
ここで重要になるのがあなたの背骨の状態で重力分解がきちんと出来ているか否かです、副題のGravity line の変換がまさにこの事なのです。

投稿者 nmsc : 14:34 | コメント (0)

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