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2006年01月18日
顎関節は下顎骨と側頭骨との関節です
顎関節は下顎骨と側頭骨との関節です
T,M,D(temple mandibular disorders)
下顎側頭障害(顎関節症)最近読者の方も良く耳にされる病名だと思います、知らない方のために少しだけふれておく事にします。
アメリカのNIDR(national institute of dental research)によればこの関節に何らかの外傷によってあるいは日常のなかで持続したストレスが加わり関節のスムーズな運動を妨げ、このことにより下顎の機能を調節している筋肉や首や肩の筋肉の不快感や痛みをしめす事があることと言っています。
歯科の分野で研究が進み、20年程前にこの文献を見たときにはカイロプラクーとして咬合調整と顎関節症との関連とその効果には脅威を覚えた記憶があります。すなわち歯のかみ合わせが悪くなり前述したストレスが下顎にかかりさまざまな症状を出現させるという理論のもとに科学的な研究がすすみ、実際に咬合調整を口腔外科的な処置も含めて行うことでその結果をだしている歯科医学がこれから発展しつつあることの驚きとこれまでに自分が研究しつづけてきた
カイロプラクティックというこの学問がそして技術が崩されるという意味で、しかし今は違います。カイロプラクティック理論がその顎関節症に対してもおおいに役立っているからです。
当院では、数十年の顎関節症に対しての取り組みの中で頚椎と下顎の重要な関係を考慮にいれ考察を重ねた結果頚椎上位特に2番目の脊椎の調整で顎の状態が歯列(咬合調整)だけでうまくいかなかった患者さんの多くをいい結果に導てきました、
このことは頚椎2番と下顎の関係は古く1945年アメリカの物理学者Casey,M,Gusseyは下顎運動を物理的に解析し、その運動の中心は頚椎(首)2番の基底部の中心にあるのが正常だと発表しています。
写真は、頚椎横面像です。頚椎2番のプレートに対して平行に引かれた赤の線カイロプラクティックではホワイトホーン角と言いますが、正常では咬合線とホワイトホーン角は0度で地面に平行になります。さらに赤丸部 を中心軸は下顎骨( )の公転運動の支点の役割を果たしていま す。
では、支点になる部分頚椎2番が前後に傾いたらどうなるでしょう?(写真 A)青の線は前に傾いた状態です。前に傾くと下顎の後ろよりに力が加わります。関節の中には半月板と言う軟骨がはまりこんでおり顎関節の運動をスムーズにする役割と、直接骨同士が当たることで摩擦と消耗を防いでいます。下顎の後ろよりの力は、その半月板の後面が圧迫を受けやすくなります。ひどい場合は断裂をする場合もあります。さらにDr Caseyの理論にあえて補足すれば頚椎2番の横方向からのみの力学的問題に加えて、(写真B)正面像での捻れ、傾きがさらに片側の顎関節ストレスを加える理由に成るということなのです。
この場合の多くは(矢印)左の顎で負担がかかっている場合多いようです。
これらは、カイロプラクティック的な顎関節症の捉え方です。
基本的な歯のかみ合わせの問題を否定するものではなく、今後は、歯科医とカイロプラクターの情報交換と共同研究により完全な下顎側頭障害のケアーがなされればもっと多くの顎関節症で悩んでらっしゃる患者さんを救済できるとおもいます。

この方は実はうちの患者さんです。後程体験談でご登場いただきますが
長年の肩こり 頭痛で悩まされていたかたです。今ではこんなに
素敵な笑顔がでるまでになりました、がまだ多少顎と頚椎の調整が必要で月に1度位のペースで健康管理をなさっています。
この写真で左の口角がやや上がっているのに気づくと思います。
実はまだ顎のバランスが取れていません症状はほぼ消失してはいますがもう一歩の治療が必要です。
このように頚椎のアンバランスは先に述べたDr Caseyの理論に当てはめてみると顎へのストレスをかけることになります。この患者さんの場合も例外ではなく左の顎の痛みと開口痛を訴えていらっしゃいました。
これらに対しての的確なアプローチは、治りにくかったさまざまな症状が改善し、思いもよらないすばらしい結果を患者さんが経験するということです。そしてさらに顎関節の調整は先にも述べましたが、顔の形や大きさにも関係するということです。最近美容の分野でも顎,頭蓋の調整は、その効果を十分に発揮しつつあるとおもいます。
では、ご自分で顎のバランスがとれているかの判断ですが、まずは口をあけた状態で痛みがあれば明らかですが痛みを出さないケースがほとんどです。
鏡の自分を見ていただき口角、顎のライン左右対称ですか、目の大きさ、鼻の穴はどうでしよう?これらどこかがアンバランスであれば顎関節症までいかなくてもその予備軍かもしれません、さらに口をゆっくり開けそして閉じますこの動作を繰りかえすなかで下顎の動きが左右対称に連動しているでしょうか?ちょっと引っかかる感じがあればこれも要注意です。
さらに、ガクッとか音はしないでしょうかクリック音といわれる関節のこの音も良くない症状で、関節の運動性過多によるもので簡単に言えば関節のゆるみ
から来る場合が多く障害のある反対側で発生するケースが殆んどです。
こんな症状があればカイロプラクティック適応です。

この写真は、アクチベーターという器具で頚椎を調整しているところです。
カイロプラクティックでは、先に述べた関連頚椎の調整と下顎骨、頭蓋骨との関係をよりよく保つためにルールに従って調整していきます。痛みはまったくありませんのでご安心ください。
投稿者 nmsc : 2006年01月18日 11:10