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2006年01月15日
腰痛
腰痛
腰痛はだれしもが経験されたことだと思います、一口に腰痛といってもその痛みの原因はさまざまです、ただ、これも重力の問題は避けられないのが事実です。
まず腰の骨を図示したので見ていただきたいと思います。
首の時に示したように正常な正面像ではまっすぐ、横面では直径19センチの円に収まる湾曲を示しています。

矢印は正常な重力ラインです、A正面像では左右均等に重力ラインが降りています、さらに横面では3番の中心を重力ラインが通り最終的に骨盤(仙骨)の前3分の1の所を通過します。これは腰椎の後面で生じる問題を避けるためにうまく加重分解のバランスがとれています。
ではこの重力ラインのバランスが崩れるとどうなるでしょう?
下の写真正面像Cでは、側湾があるために右寄りに加重がかかっているのがわかります、D横面像では、腰椎理想前湾よりも随分と後方に伸びているのが解ります。このことで理想的な重力分解が出来なくなり、重力ラインが後方シフトをとり関節周囲でいろんなトラブルを出すことになります。
腰椎の5番目と仙骨の間の椎間板の角度は平均値よりかなり増大してきます。通常長年の腰痛で苦しんでいる方々はこのパターンに入っているのが多いのです。少し専門的になりますがが、これらはファセット コンプレッション シンドローム(椎間関節衝突症候群)といって日本では馴染みの薄い病名かもしれませんが非常に多く遭遇します、椎間板ヘルニアと密接に関係し、たがいにその症状を誘発するケースが殆どであるように思います。
これは、重力を捉えるポイントとそのカンパセーション(補正作用)によるものが大きく、横から見た背骨の理想的なS字カーブが損なわれた結果、重力ラインの通過ポイントが後方よりになってしまうのです。次に仙骨で捉えたそれを分解するために仙骨自体が補正作用で前傾姿勢をとる事になります。その時点で椎間板の角度増大も当然出現する事になります。
関節全体に加わる重力が屈曲位を呈するために図のように後方よりの加重分解になってしまいます。
投稿者 nmsc : 2006年01月15日 14:18