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2006年01月13日

こわくない椎間板ヘルニア

こわくない椎間板ヘルニア
前述のファセットコンプレッションシンドロームと深い関係があるのが椎間板ヘルニア。まずは何がどうなっているのか簡単にご説明しましょう。

sebonelast-5_02.jpg     

矢印の色の濃い部分が椎間板です
図のように椎間板は、頚椎2~仙骨(骨盤中央の骨)の間にある繊維性の軟骨で柔軟性にとんだ組織なのですが18歳過ぎた頃からこの椎間板への栄養供給はストップされてしまいます。背骨にかかる重力と軸圧(下からかかる圧力)による負荷をスイトウ現象という中心にある髄核の機能によって圧力の調整を行なっていて、通常、人は寝ている間に縦にかかる重力と軸圧から開放される事で髄核は繊維輪部から水分を吸収し正常な状態に戻しています                   
人間の身体の組織は新陳代謝を繰り返す事で年相応の成長とその過程を過ぎると、次に退行変性所謂老化が始まります。
上記の理由から椎間板は他の組織に比べて老化は早いと理解できます。
それに加えて、前述した重力の問題、背骨の構造的な問題などの理由により椎間板自身に過度のストレスが加わり、最終的に写真のように髄核が繊維輪を突き破り脊髄の方に突出神経を圧迫する結果となる訳です。椎間板自身の問題もありますが、たいていの場合はファセットコンプレッションシンドロームの章で述べた通り椎間板の角度と偏った重力の加わり方に問題がる場合が多いようです。
この椎間板ヘルニアの治療に対して重要なことは、局部の組織の変化ではなくヘルニアになる原因究明が早期回復の早道だということです。扁平化した椎間板は元に戻すことは現在の医学では困難です。しかしそれ以外の問題では、カイロプラクティックの特殊なテクニックを施す事で3日から1週間で椎間板にかかった圧力を減圧することは容易であり、経過を見ながら最終的に背骨に対する直接アプローチで予防措置を行なう事ができます。何度も言いますが症状出現はさほど重要ではなく、椎間板がヘルニアを起こす理由が問題であり解決策はそこに隠されているのです。

honelasuto6_03.jpg  
矢印部が椎間板ヘルニアの模型です、赤い部分がヘルニアで黄色い神経に当っているのがわかります、

このように椎間板ヘルニアの発生の過程で急性から慢性への移行は、今までに話した構造的なアプローチがまったくなされなかったために起こる二次的問題も含まれると言うことです。ファセット コンプレッション シンドロームの章で話しましたが特に腰椎を横から見たときに腰の慢性の症状を訴えられる方々が理想的な前弯が減少して伸展型になっているケースがほとんどです。この状況のなかで重力が通るべきところを通らず部分的に負荷がかかりすぎる状態を作ってしまうのです。
人はこの地球上の重力にうまく作用されながら生活しています、しかしバランスを崩した背骨には非常に大きなリスクを与えてしまいます。
ここで重要になるのがあなたの背骨の状態で重力分解がきちんと出来ているか否かです、副題のGravity line の変換がまさにこの事なのです。

投稿者 nmsc : 2006年01月13日 14:34

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